ことばの学校 / ロボット教室 /
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2022.12.02
気づいていますか? 不登校になった本当の原因を見つける大切さ
「毎日通うのが当たり前なのに、なぜうちの子だけが学校へ行けないのだろうか?」
子供の頃、何の問題もなく学校へ通っていた親ほど、自分の子供が不登校になった時のショックは計り知れません。
自分の子供が登校しなくなると、たちまちその事実はクラスメートだけでなく学年中、学校中に知れ渡るようになります。
「なんとか みんなに知られないうちに、早く学校へ行かせたい」
学校へ行けずに苦しんでいる子供を心配するよりも、周りの目を気にして不登校を早く解決しようと焦ると事態は悪化してしまいます。
不登校を解決する第一歩は、不登校を引き起こした本当の原因を見つけ出すことです。
そして、それは子供によって違うものであり、焦らず時間をかけてじっくり取り組む必要があることを知っておいて下さい。
不登校の原因を把握し、対応策、解決策を立てる上での注意
学校に行けなくなったお子さんに向かって「なぜ、学校が嫌なの?」「どうして行きたくないの?」と次々と質問して追い詰めていませんか?
お子さんが学校へ行けないのは、学校に原因があるのではと考えてしまいますが、不登校の原因は必ずしも学校の中だけではありません。
時には、家庭環境に原因があることもあります。
不登校の原因を突き止めるために、最も大切なことは、お子さんが話してくれるのを待つことです。混乱している心が落ち着いて、自分を見つめられるようになるまで、人の話が受け入れられるようになるまで待ってあげてください。
お子さんが学校へ行けないことを責めたくなる気持ちを抑えて、不登校のお子さんそのものをまずは受け入れて理解する姿勢を忘れないで下さい。
原因が把握できない状態で、不登校を解決しようとすると、本質を見誤った対応をして、事態が悪化する可能性もあります。
1人で抱え込まず学校や専門機関との連携も視野に入れる
不登校の原因を見誤らないようにするためには、親が1人で問題を抱え込まずに、関係者の人達と連携をとることです。
担任、校長先生、カウンセラー、心療内科など、専門家はたくさんいます。
時にはそのような専門家にお子さんを会わせてカウンセリングを受けてください。
そして、そのような人達に子供を任せ放しにするのではなく、時には自分もその場に同席してみましょう。
周りの人に助けを求めることで、子供の不登校が公になるのを恐れる人もいますが、親自身がこの問題に入り込みすぎて冷静さを失うと、問題解決がさらに遅れてしまいます。
あえて、人に任せて客観的にお子さんの登校拒否問題を見つめることも忘れないようにして下さい。
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